鉱石ラジオの作り方

  ラジオ少年にもどってもう一度鉱石ラジオを作りませんか?
  いま,少年少女の皆さんも鉱石ラジオを作ってみませんか?
  鉱石ラジオはとてもシンプルな構造で誰にでも作ることができます.
 

鉱石ラジオの回路

鉱石ラジオは次の部品の組み合わせで構成します.
回路図
1.アンテナとアース
2.同調回路
  コイルとバリコンで作ります.
3.検波回路
  まずはゲルマニュウムダイオードで作りましょう.
4.レシーバー 
 クリスタルイヤホーンを利用します.

回路図

部品を集めよう

部品材料

エアーバリコンを使う場合
かまぼこは何に使うの?かまぼこの板を使います.
標準的な部品
1.エアーバリコン(2連の場合は片側を使う)
2.コイルを巻くためのポビン(フイルムケース又はトイレットペーパーの芯)
3.コイルにするエナメル線15mまずは15mを全部巻いて下さい.
4.クリスタルイヤホーン
5.端子(アンテナを接続したり検波器を取り替えたりするため)
6.板 (かまぼこ板でなくても良い)
7.ゲルマニュームダイオード(後で鉱石にチェンジする)

材料2  ポリバリコンを使う場合

 1.ポリバリコン
 2.以降は同じ


部品の配置を考える

配置図
板の上に部品を配置してみます.
フイルムケース又はトイレットペーパーの芯にコイルを巻きますが,バリコンの羽が当たらないように配置します.


コイルを巻く

コイルを巻く

コイルを巻きましょう.
カメラのフイルムのケースに巻いてみました.
0.6mmのエナメル線で巻きましたら幅が足りず二重巻きになってしまいました.
カメラのフイルムケースを利用する場合は0.4mmのエナメル線が良さそうです.
とにかく15mを全部巻いてしまって下さい.
調整はNHK第一(594kHz)を受信しパリコンの羽がほぼ入りきった所で受信出来るようにすれば良いのです.

半田付け コイルをハンダ付けしましょう
カメラフイルムケース利用の場合はふたを木ねじでかまぼこ板に止めておけば,コイルをハンダ付けした後でパッチンと止めることが出来ます.

  配線が済むと まずはゲルマニュウムラジオの完成です.
 アンテナとアースを繋いで聞いてみましょう.アンテナは10m~20mのビニール線を軒先か物干しざおを利用して張りましょう.
 配線に間違いなければ必ず聞こえます.聞こえない場合は配線をチェックしましょう.
 繋がっているはずの所が繋がっていない場合がありますのでよ~くチェックしてください.
  特にバリコンとの接続が合っているか確認しましょう.
 アンテナが良すぎますと飽和して2~3局同時に聞こえてしまう事があります.
信号が強すぎて聞きにくい場合はアースをはずして1m程度のカウンターポイズにすると良く聞こえます.
鉱石ラジオにするには鉱石さぐり機構をつけます.
メニューの「鉱石さぐり機構」へ進みましょう.

 

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