電気スタンドの応用
以前から外部アンテナ込みのものが作れないか思案していた。
スタンドの傘を外部アンテナに応用できるのではとのヒラメキがよぎった。
購入して電線を巻いてみたが長さが思ったほど稼げないことが判った。
完成品の傘ではエナメル線が最適と思われたが十分な長さがなくあきらめた。
加工用の傘の部分を再度購入に走った。
前ページの写真は完成品の傘と加工用傘の上の部分である。
この部分に受信用コイルを巻いた。
長さは12mぐらいとした。
巻き終わった時点で上部リングと下部リング支えようの園芸パイプを加工した。
リング支えよう溝、完成品のかさの長さにほぼ合わせた長さに切断、9本作成した。
園芸用パイプの溝にリングをはめ込み針金で固定した。
9本の上下全て その後ボンドで固定する。
ボンドの乾きを待って電線を編みこんでいった。
黄、青、赤と彩りを配慮(昔の歌の文句を思い出しーー)してみた。
電線を楕円に丸めて編みこんだが意外と時間がかかった。
電線端部は接続できるようにして巻きすうの増加をできるように考慮した。
この部分が外部アンテナとなる。
肝心のバリコンはMD、CD-ROMと迷ったがつまり当初スタンドの下部部分にCD
共締めで固定しもう1枚を可動方式と考えたがCD-ROMが下部部分よりはみ出すこととMDではCが不足するのではの心配からCD-ROMを中間での固定方式ときめた。
過去の経験からCD-ROMは半分あればバリコン機能するとの考えでバリコン製作に取り掛かる。
固定部は裏面の塗装は剥がし、切断もすんなりいつたが、可動部は2枚失敗した。
加工途中での割れ等が発生3枚目は自然と慎重に対応した。
裏面塗装剥離に時間がかかった。
中間取り付けのため放物線的加工があるため現物あわせとなる。
固定部共締めして取り付けたが可動部の取り付けスペースが稼げず再度取り外し内円部分を丸やすりで加工、取り付けスペース(はみ出し部分)を作る。
再度組み立て可動部分のCD-ROM取り付けた。
後で判ったことでしたが可動部のCD-ROMが外部アンテナに当たることが判明した。(完全にオープン出来ない。結果となった)
スタンド下部背面に20ファイの穴加工のため木工用座ぐりビット購入し3箇所座くり加工した。
アンテナ、鉱石またはダイオード接続、アース用の3点とした。
スタンド下部表面にはラグ板と補助用にバリコン取り付けた。
イヤホーンはラグ板よりワニグチクリップでとるようにした。
一連の配線終了後スタンドに傘をのせキャップをねじ込み固定する。
電球をソケットに取り付ける。スタンド機能のチェックしOK、鉱石ラジオはクリップで配線接続しアースを接続、コイル接続換え等していたらNHKが聞こえてきた。
混信気味ではあるがNHK第一、第二がかくにんできた。外部アンテナと受信アンテナとの相乗効果かイヤホーンから聞こえてきた音が大きいようであった。
バリコンの改良、鉱石受けの製作が残ったが “外部アンテナとの一体化” できたことは成果であった。
どうしても鉱石ラジオとしての確認がしたくYVT総会翌日鉱石受けと探り部分を製作することにした。
探り部分はロッドアンテナの下部部分(M6ネジ止め品)のネジ部にM2の穴を開け、探り針は安全ピンの針先を使うことにした。
M6用の圧着端子に電線を半田付け方端にプラグ半田付けした。着脱可能とした。
鉱石受けはXが使用していた髪の毛押さえを使用した。
最初ワニグチクリップを探していたがいいのが無くてたまたまXの机に3個あった1個を拝借しワニグチクリップの代用として使用した。
穴あけされていた穴を使用してL型アルミに穴あけ取り付けた。
この際CD-ROMバリコン固定部を少し切り取った。
各部品をスタンドに取り付け、配線し傘を再度取り付けダイオードでNHK第一確認する。
ダイオードの片方を外し、
以前購入していた方鉛鉱を鉱石受けのクリップにくわえさせて探り針で探り出した。
カリカリ??つずけて探ると聞こえた。
電気スタンド応用品での鉱石ラジオ確認の一瞬であった。
完成品の傘に巻いたコイルを外部コイルの下端に接続したら音が大きくなった。
もう一方はオープン状態だ。
外部アンテナとしてワイヤーを張らずに傘に巻いた外部アンテナ?傘アンテナで十分聞こえた(NHK主体であるが)。
これで2005年ハムフェア用の話題??作りが出来たかなーーー???
さて皆さんの反応が愉しみである。
これで会場内で聞けたらなお最高である。
JR1MXX 高橋